講師: 井上 博樹
受講者数: 2,675人
最終更新日: 2020/02/19
当サイトでは一部リンクに広告を含みます
Android Studio 2.3とJava 8を使用してToDoリストアプリとお天気情報アプリを開発し、RealmデータベースやVolleyライブラリを用いたWeb API連携の実装方法を学習します。
WindowsとMac両方の開発環境構築を丁寧に解説し、データベース操作やWeb API連携など実践的なアプリ開発に必要な要素をハンズオン形式で学べる構成になっています。
プログラミング初心者でAndroidアプリ開発に興味がある方や、実践的なアプリ開発の基礎知識を短期間で習得したい方に適しています。
最新のKotlinやJetpack Composeを使用したモダンなAndroid開発を学びたい方には、より新しい技術スタックを扱う別のコースを推奨します。
約10時間で開発環境構築からデータベース連携、Web API実装まで、実用的なAndroidアプリ開発の基礎を学べる入門者向けの実践的なコースですが、技術スタックが2017年時点のものに限定されています。
本講座の最大の強みは、初学者向けの丁寧な説明と環境構築からの段階的な学習アプローチです。特にWindows/Mac両環境への対応、開発環境のセットアップ手順の詳細な解説、基本的な概念の図解による説明が高く評価されています。また、実践的なアプリ開発(ToDoリスト、天気情報アプリ)を通じて、データベースやWeb APIの活用方法を学べる構成も、実用的なスキル習得に効果的だと評価されています。質問対応も丁寧で、つまずきやすいポイントへのサポートが充実しているという声も多く見られます。
最も大きな課題は、Android StudioやRealmなど使用ツールのバージョンが古いことです。これにより、最新バージョンとの差異に戸惑う受講生が多く見られます。また、プログラミング未経験者にとっては専門用語の説明が不足している点や、後半部分での説明の省略が指摘されています。ただし、これらの課題があっても、Android開発の基本的な流れや考え方を学ぶ入門教材としては十分な価値があります。特に、Q&Aでの補足情報や、基本概念の丁寧な解説により、バージョンの違いによる問題も自己解決できる力が身につくと考えられます。