【Udemyレビュー】Ansible入門

3.9(637件の評価)

講師: Kanri

受講者数: 2,756人

最終更新日: 2019/07/16

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講座概要

学習内容

Ansibleの基本概念から実践的なモジュール（get_url, shell, file, copy, template, user, script, setup, lineinfile）の使用方法まで、インフラ構成管理の自動化に必要な基礎知識とスキルを習得できます

おすすめポイント

CentOS7環境での実践的なハンズオン形式で、各モジュールの具体的な使用例を通じて、システム管理作業の自動化手法を効率的に学習できる構成となっています

こんな方におすすめ

システム管理やインフラ運用の効率化を目指すIT従事者で、特にLinuxサーバーの構成管理を自動化したいと考えている方に最適です

あまりおすすめできない方

すでにAnsibleを実務で活用している上級者や、Linuxのコマンドラインやシェルスクリプトの基礎知識がない方は、先にLinuxの基礎を学んでから受講することをお勧めします

まとめ

Ansibleによるインフラ構成管理の基礎から実践的なモジュールの活用まで、体系的に学べる入門講座であり、特にLinux環境での自動化作業の基盤となる知識とスキルを効率的に習得できる内容となっています

評価スコア
わかりやすさ7.5
基本的な説明は丁寧で分かりやすく、実機での操作を交えた説明方法が効果的です。ただし、一部の専門用語や概念について補足説明が不足している点があり、完全な初学者にとっては追加学習が必要な場合があります。
実践力8.0
実際のコマンド実行や具体的なPlaybookの例示が豊富で、基本的な実務スキルの習得に適しています。特に基本的なモジュールの使用例が充実しており、実践的な学習が可能です。
サポート体制6.0
質問対応や補足資料についての明確な言及がレビューになく、基本的なサポート体制の評価が難しい状況です。サンプルコードの提供を求める声もあり、改善の余地があります。
教材品質7.0
基本的な教材の品質は良好で、特に実践的なサンプルが充実しています。ただし、一部のコンテンツが古い点や、YAMLファイルのフォーマットの多様性への対応が限定的である点が指摘されています。
受講生のレビュー分析

ポジティブなレビュー

本講座はAnsibleの基礎を効率的に学べる入門コースとして高く評価されています。特に、実機での操作を含めた実践的な説明、基本的なモジュールの使い方の解説、具体的なコマンド実行例の提示が好評です。冪等性の概念説明や、SSHの設定など環境構築からの丁寧な説明により、初学者でも着実に学習を進められる構成となっています。また、2時間程度で基礎が習得できるコンパクトな構成も、効率的な学習を可能にしています。

ネガティブなレビュー

初学者には一部説明が難しい箇所があり、追加で調べる必要がある用語や概念が出てくる点が指摘されています。また、YAMLファイルの形式がINI形式のみで、YAML形式の説明がない点や、rootユーザーでの実行例のみで実務的なユーザー権限管理の説明が不足している点も改善の余地があります。ただし、これらの課題は本講座で基礎を学んだ後に、公式ドキュメントや他の資料で補完することで十分にカバーできる範囲であり、Ansible入門としての価値は十分にあります。