【Udemyレビュー】オブジェクト指向の原則1:単一責務の原則とオープンクローズドの原則
講師: ピーコック
受講者数: 5,106人
最終更新日: 2023/09/30
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学習内容
オブジェクト指向の5大原則(SOLID)のうち、単一責務の原則(SRP)とオープン・クローズドの原則(OCP)について、C#のコード例を用いて実践的な実装方法と設計思想を学習します。
おすすめポイント
ドメイン駆動設計の基礎となる重要な設計原則を、実際のコード例と共に段階的に解説しており、特に単一責務の原則については独自の「最小カプセル」という考え方を用いて具体的な判断基準を提示しています。
こんな方におすすめ
オブジェクト指向プログラミングの基礎を理解しており、より良い設計手法を学びたい開発者や、ドメイン駆動設計を学ぶ前の基礎固めをしたい方に適しています。
あまりおすすめできない方
インターフェースやカプセル化などのオブジェクト指向の基本概念を理解していない方には難しい内容となっているため、まずは基本的なオブジェクト指向プログラミングの入門講座から始めることをお勧めします。
まとめ
SOLIDの重要な2原則について、理論だけでなく実践的なコード例と共に深く学べる講座で、特に単一責務の原則については講師独自の判断基準を提示しており、実務での設計判断に直接活かせる実用的な内容となっています。
ポジティブなレビュー
本講座は、オブジェクト指向の重要な原則である「単一責務の原則」と「オープンクローズドの原則」について、実践的なコード例を用いながら丁寧に解説しています。特に、具体的な実装例を段階的に示しながら改善していく手法は、受講者の理解を深めるのに効果的です。また、ドメイン駆動開発との関連性にも触れており、より広い文脈での学習が可能です。講師の説明は体系的で、字幕も整備されており、視覚と聴覚の両面から学習できる点も高く評価されています。
ネガティブなレビュー
前提知識として「インターフェース」や「カプセル化」の基本概念の理解が必要とされており、完全な初学者には少々難しい内容かもしれません。ただし、これは講座の前提条件として明確に示されており、「C#でオブジェクト指向をする方法」を先に受講することで解決できる問題です。また、理論的な内容が多いため、即座の実践適用には追加の学習や経験が必要かもしれませんが、それでも基礎となる重要な概念を学ぶ機会として非常に価値があります。