【Udemyレビュー】オブジェクト指向の原則3:依存関係逆転の原則とインタフェース分離の原則

4.6(539件の評価)

講師: ピーコック

受講者数: 3,303

最終更新日: 2024/09/20

当サイトでは一部リンクに広告を含みます

講座概要

学習内容

依存関係逆転の原則(DIP)とインターフェース分離の原則(ISP)の実践的な実装方法を学び、DIパターンやMockを使用した自動テスト、DIコンテナの活用、そして適切なプロジェクト構造の設計方法までを体系的に習得できます

おすすめポイント

実践的なコード例としてC#を使用しながら、ドラクエやプリンターの具体例を通じて原則の理解を深められ、さらにMoqを使用した自動テストの実装やDIコンテナの実践的な使用方法まで学べる実践的な内容となっています

こんな方におすすめ

オブジェクト指向プログラミングの基本を理解しており、より良い設計手法を学びたい開発者や、依存性の注入やテスタビリティの向上に興味がある実務プログラマーに最適です

あまりおすすめできない方

オブジェクト指向プログラミングの基礎概念を全く知らない方には難しい可能性がありますので、先にカプセル化やインヘリタンスなどの基本概念を学習してから本講座に取り組むことをお勧めします

まとめ

オブジェクト指向の重要な原則であるDIPとISPについて、理論から実装、テスト手法、アーキテクチャ設計まで網羅的に解説し、実際のプロジェクトで活用できる実践的なスキルを身につけることができる総合的な講座です

評価スコア
わかりやすさ9.0
身近な例(ファミコン、ドラクエ)を用いた説明、段階的な概念の導入、視覚的な補助(図解)の活用により、難解な概念を非常に分かりやすく解説しています。初学者からベテランまで、幅広い層から理解しやすいという評価を得ています。
実践力9.0
依存性注入、テスト容易性、プロジェクト構造など、実務で直面する課題に焦点を当てた内容構成となっています。実装例も豊富で、学んだ内容を即座に実践に活かせる実用的な講座です。
サポート体制7.5
受講者間での情報共有や問題解決の事例が見られ、基本的なサポート体制は整っています。ただし、補足資料のダウンロードができない点は改善の余地があります。
教材品質8.0
コード例が充実しており、実装の品質も高いです。ただし、PowerPointなどの補足資料の提供があれば、より完璧な教材となったでしょう。
受講生のレビュー分析

ポジティブなレビュー

講座の最大の強みは、難解な概念を具体的な例を用いて分かりやすく説明している点です。特にファミコンやドラクエなど身近な例を使った説明は、多くの受講者から高評価を得ています。依存関係逆転の原則やDIの概念について、図解や実装例を交えながら段階的に解説しており、初学者でも理解しやすい構成となっています。また、実務での応用を意識した内容構成で、テスト容易性やプロジェクト構造など実践的なトピックもカバーしています。講師の説明が論理的で順序立っており、オブジェクト指向の原則を体系的に学べる点も高く評価されています。

ネガティブなレビュー

一部の受講者から、PowerPointなどの補足資料がダウンロードできないという指摘がありました。また、C#を前提とした説明のため、他の言語のユーザーにとっては多少の障壁があるかもしれません。DIコンテナのインストールで躓いた受講者もいましたが、コミュニティでの情報共有により解決策が提示されています。ただし、これらの課題は講座の本質的な価値を損なうものではなく、むしろ実践的な学習過程の一部として捉えることができます。