【Udemyレビュー】【AIアプリ開発コース・パート3】【TensorFlow 2 + OpenCV】マスク着用判定AIアプリ開発入門

4.4(37件の評価)

講師: 井上 博樹

受講者数: 467

最終更新日: 2021/10/19

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講座概要

学習内容

TensorFlowとOpenCVを組み合わせて顔検出とマスク着用判定を行うAIアプリケーションの開発方法を学び、静止画、動画、そしてWebカメラからのリアルタイム映像に対して判定を行うシステムを実装する技術を習得します。

おすすめポイント

Google Colabを使用した環境構築不要の学習からスタートし、その後ローカル環境でのGPU活用やM1 Mac対応まで段階的に解説しており、実践的なAIアプリケーション開発の全工程を体験できます。

こんな方におすすめ

Pythonの基礎知識を持ち、実用的なAIアプリケーション開発に興味がある方や、画像認識技術を実際のプロダクトに活用したいと考えている開発者に適しています。

あまりおすすめできない方

機械学習の理論や数学的な基礎から学びたい方には不向きですが、まずは別途機械学習の基礎理論を学んでから本講座に取り組むことをお勧めします。

まとめ

実用的なマスク着用判定AIアプリケーションの開発を通じて、TensorFlowによる画像認識モデルの作成からOpenCVを使用したリアルタイム映像処理まで、実践的なAIアプリケーション開発の全体像を効率的に学習できる実践的な講座です。

評価スコア
わかりやすさ7.5
Google Colabから始めて段階的に進める構成は理解しやすく、基本的な説明も丁寧です。ただし、環境構築の複雑さや、一部で実行結果が期待通りにならないケースがあり、完全な理解のしやすさには至っていません。
実践力8.5
実際のWebカメラを使用したリアルタイム判定という実用的なアプリケーションを開発できる点が高評価です。TensorFlowやOpenCVなど実務で使用される技術スタックを学べる実践的な内容となっています。
サポート体制6.0
基本的なサポート体制は整っていますが、コード実行時の問題に対する具体的なトラブルシューティングガイドが限定的である点が課題です。
教材品質7.0
教材の基本的な品質は良好で、必要な資料も適切に提供されています。ただし、バージョンが古いという指摘があり、最新環境との互換性に関する補足情報が必要です。
受講生のレビュー分析

ポジティブなレビュー

実践的なAIアプリケーション開発を体験できる点が高く評価されています。特に、実際にWebカメラを使用してリアルタイムでマスク判定ができるところまで実装できる点が魅力的です。Google Colabから始めて段階的にローカル環境での開発まで進める構成も、学習の進めやすさに貢献しています。画像処理の基本的な理解を深められる内容構成で、AIの実用的な応用例として適切な教材となっています。

ネガティブなレビュー

バージョンが古いという指摘があり、最新の開発環境との互換性に課題がある可能性があります。また、環境構築の複雑さや、コードの実行時に動画での説明通りに動作しないケースがあるという報告もあります。ただし、これらの課題は多くのAI開発学習で直面する一般的な問題であり、むしろ実践的な環境での開発経験として捉えることができます。講座の本質的な価値である画像処理とAIの基本概念の理解には影響がありません。