【Udemyレビュー】C#のXamarin.FormsをPrismを使ってMVVMで実装する方法
講師:ピーコック
受講者数:793人
概要
Prismフレームワークを使用したMVVMパターンの実装に特化した実践的な講座で、特にテスタブルなコード作成とクロスプラットフォーム開発における設計手法の習得に重点を置いた内容となっています。
学習内容
Xamarin.FormsアプリケーションにおいてPrismフレームワークを活用したMVVMパターンの実装方法、画面遷移の制御、デバイス固有機能の利用、そしてユニットテストの作成手法を学習します。
おすすめポイント
MVVMパターンの実装をPrismフレームワークで簡潔に行える方法を実践的に解説し、特にテスタビリティの高いコード作成に重点を置いた構成となっています。
こんな方におすすめ
C#の基本的な知識を持ち、クロスプラットフォームモバイルアプリケーション開発に興味がある開発者で、特にテスト駆動開発やクリーンアーキテクチャに関心のある方に適しています。
こんな方には不向き
Xamarin.Formsの基本的な知識や開発環境のセットアップ方法を学びたい方には適していませんので、先にXamarin.Formsの基礎講座の受講をお勧めします。
基本的な説明は丁寧で分かりやすく、特にViewとViewModelの切り分けなど重要な概念の解説が充実しています。ただし、一部の深い概念説明が物足りない点や、バージョン差異による躓きポイントがある点で減点としています。
実際のアプリケーション開発に必要な要素を網羅し、テストコードの書き方まで含めた実践的な内容となっています。Android/UWPでの実装例も提供されており、即実務で活用できる知識が得られます。
質問への丁寧な回答や、環境の変更に対する補足説明など、充実したサポート体制が整っています。受講者の躓きポイントに対する細やかなフォローが評価できます。
基本的な教材の品質は良好ですが、バージョンの違いによる差異への対応や、iOSの実装例の不足など、改善の余地がある点があります。
本講座はXamarin.FormsとPrismを使ったMVVMパターンの実装について、実践的かつ分かりやすく解説しています。特に、ViewとViewModelの切り分け方や、テストコードの書き方など、実務で重要な部分をしっかりと押さえています。また、質問への丁寧な対応や、躓きやすいポイントへのフォローも充実しており、初学者でも着実に学習を進められる構成となっています。Android/UWPでの実演があり、実際の動作確認まで含めた学習が可能です。
講座作成時期と受講時期のずれによるツールやライブラリのバージョンの違いで、一部説明通りに進められない箇所があります。また、iOSの実演がない点や、DIコンテナなどの深い概念説明が不足している点も指摘されています。ただし、質問対応が充実しており、最新の環境への対応方法も含めてサポートを受けられます。また、基本的なMVVM実装の理解には十分な内容が含まれており、C#開発者がモバイルアプリ開発に入門する際の良い足がかりとなります。