【Udemyレビュー】【TensorFlow・Python 3】GANによる画像生成AI自作入門
講師: 井上 博樹
受講者数: 4,029人
最終更新日: 2020/12/21
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学習内容
TensorFlowを使用してGAN(敵対的生成ネットワーク)の基本的な実装方法を学び、MNISTデータセットを用いた手書き数字生成モデルの構築から、DCGANによる高品質な画像生成の実装まで段階的に習得できます。
おすすめポイント
環境構築から丁寧に解説されており、Jupyter Notebookを使用した実践的な開発手法やmatplotlibによるデータの可視化、pickleを使用したモデルの保存方法など、実務で必要となる周辺知識も含めて学習できます。
こんな方におすすめ
機械学習に興味があり、画像生成AIの実装に挑戦したい開発者や、Pythonの基本文法を理解している方で、TensorFlowを使用した実践的なディープラーニングの学習を目指す方に適しています。
あまりおすすめできない方
ディープラーニングの基礎理論や数学的な背景について深く学びたい方には物足りない可能性がありますが、別途理論書と組み合わせることで補完できます。
まとめ
GANによる画像生成AIの実装に特化した実践的な入門コースで、TensorFlowを使用したモデルの構築から学習、評価までの一連のプロセスを、手書き数字生成からDCGANまでステップバイステップで学ぶことができる実装重視の講座です。
ポジティブなレビュー
GANという最先端の技術について、基礎から実装まで学べる実践的な講座として評価されています。特に、初心者でも理解しやすい丁寧な説明と、実際に動くコードを書きながら学べる点が高く評価されています。また、講師の説明が分かりやすく、質問対応も丁寧という声が多く見られます。理論的な説明からコーディングまでバランスが取れており、GANの基本的な仕組みを理解するのに適した内容構成となっています。
ネガティブなレビュー
最大の課題は、TensorFlow 1.xを使用した古いコードベースであり、最新バージョンでは動作しない点です。これにより環境構築に苦労する受講生が多く見られます。また、一部のコード説明が不十分という指摘もあります。ただし、GANの基本概念と実装フローを学ぶ入門教材としては現在でも十分な価値があります。Google Colaboratoryなど最新の環境で実行する方法を自身で調べることで、より深い学習効果も期待できます。