【Udemyレビュー】Linux再入門―カーネル、シェル、ファイルといった基本概念を理解してトラブルシューティング力を高めよう
講師: しま
受講者数: 2,587人
最終更新日: 2023/05/02
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学習内容
Linuxのカーネル、シェル、ファイルシステムの基本概念から、Bashでのコマンド実行、標準入出力の仕組み、プロセス管理、systemdによるブートプロセスまでを体系的に学習します。
おすすめポイント
コマンドの暗記ではなく基本概念の理解に重点を置き、Docker等の現代的なツールの背景にある技術を理解することで実践的なトラブルシューティング力を養成できます。
こんな方におすすめ
基本的なLinuxコマンドは使えるものの、エラー解決や環境構築に苦手意識があるエンジニアや、Dockerなどの関連技術の理解を深めたい開発者に最適です。
あまりおすすめできない方
カーネルの詳細な実装やシステムプログラミングを学びたい方には物足りない可能性がありますが、そのような方はLPICなどの上位資格の学習材と組み合わせることをお勧めします。
まとめ
Linuxの基本概念を正確に理解することで、単なるコマンド実行者から、システムの挙動を理解して的確なトラブルシューティングができるエンジニアへとステップアップするための実践的な講座です。
ポジティブなレビュー
多くのレビューが「曖昧だった知識が明確になった」「霧が晴れるような感覚」と述べており、Linuxの基本概念を体系的に理解できる講座として高く評価されています。特に、本やWeb記事では得られにくい深い理解が得られる点、実機での実践を交えた説明方法、声の聞き取りやすさなどが好評です。また、初心者から経験者まで幅広い層から「分かりやすい」という評価を得ており、特にWindowsバックグラウンドのエンジニアにとっても有益な内容となっています。150行のPythonコードでシェルを実装する演習など、実践的な学習アプローチも効果的だったとの声が多くあります。
ネガティブなレビュー
一部のレビューでは講義のスピードが速いという指摘や、コマンド入力後すぐに実行してしまうため綴りの確認が難しいという指摘がありました。また、スクリーン上の文字が小さいという表示上の課題も指摘されています。ただし、これらの問題点は動画の一時停止機能を活用することで対応可能で、提供されるスライド資料で補完できる部分も多いと考えられます。むしろ、カーネルの詳細な仕組みやシステムプログラミングなど、より深い内容への要望が多く見られることから、この講座が良質な入門として機能していることが伺えます。